2009年6月18日木曜日

「動く→動かす」設立記念シンポジウム

開催日時: 2009年6月17日(水) 18:00~20:00
開催場所: JICA地球ひろば
http://gcapj.blog56.fc2.com/blog-entry-60.html

主旨、及び内容
貧困のない世界の実現を目指すネットワーク日本(GCAP Japan)が「動く→動かす」と名称を変更し、その設立記念シンポジウムが行われた。団体の活動主旨は、世界各国の市民社会と連携しながら、貧困・開発に関連する分野に取り組む日本の市民社会組織が共同して政策提言を行い、また、パブリック・キャンペーンにより世論を喚起することで、MDGsの達成、世界の貧困の解消に向けた取り組みを日本から作り出す事、である(GCAP JapanのHPより)

シンポジウムでは世界のGCAPからのビデオメッセージ上映、動く→動かすへの期待についての発言の他、「私たちには何ができるか」というテーマでパネルディスカッションが行われた。
パネルディスカッションでは本NGO団体の中心活動であるMDGs達成の為の政策アドボカシー(政策提言)やパブリック・モビライゼーション(社会に働きかけ貧困解決の世論を喚起する)の他、企業とのパートナーシップについても触れられた。

所感
シンポジウムでは政策提言や世論喚起が団体の活動主旨である事もあり、我々のテーマである営利企業の活動(事業活動を通じてBOPでの貧困改善を行う)についての注目度はまだまだ低いと感じた。
パネルディスカッションでNGOと企業とのパートナーシップについて若干触れられはしたが、深い議論にまでは至らなかった(時間が短かったせいかもしれない)。
営利企業は貧困の解決というよりも搾取する存在だと認識されている場合も多いであろう。営利企業の貧困改善への貢献についての注目度を上げていく為には、企業に対してだけではなく、市民社会、NGO等、広い対象に向かって発信してく必要があると感じた。

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