2009年8月22日土曜日

世界銀行が農村部への太陽光発電設置へ$130M融資枠(バングラデシュ)

同国での電力網への接続は、全国土の40%にとどまっている。特に農村部では電力不足と供給制限が著しい。さらに人口増や急速な工業化、家電製品の普及も相まって、年間500MWづつ電力需要が増大している。バングラデシュ政府は、2020年までに電力のユニバーサルアクセス(普及率100%)を目指しているが、特に農村部では電力網への接続が困難である。そこでそれら地域への太陽光発電機器の設置が進められている。今回の融資によって、30万戸へソーラーパネルが設置される見通し。なお、今回の融資枠により、人口密度が高い地域への1000万基の蛍光灯(街灯)設置(既存白熱灯の蛍光灯化)も賄われる。

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