2012年7月24日火曜日

研究分野としての包括的(BOP)ビジネスの独自性

先に紹介した論文の全文がダウンロード可能に。
「包括的ビジネス・BOPビジネス」の研究とは一体何なのか。それを経営学分野の研究対象としてとらえる場合、1)複数の既存分野の組み合わせで分析可能なのか、2)それとも独自の従属変数を想定する独立した領域を成立させるのか。こうした問題意識に応えたのが下記の論文。
包括的ビジネス(BOPビジネス)に関連する諸分野の文献を網羅的に分析した結果、当分野は、戦略理論の見地からは「企業の社会性・経済性」を取り扱う分野のサブカテゴリーであるという結論に至った。

2012年7月9日月曜日

IBMはタンザニアで、サムスンはナイジェリアで


週刊アフリカビジネス第93号(有料レポート)によると、

●IBM: タンザニアの通信科学技術省と業務提携し、同国における技術活用の促進による経済発展に関し提携を結んだ。IBMのプレスリリースはこちら

●サムスン電子:ナイジェリアにおけるソフト開発の中心的存在であるCo-Creation Hub (Cchub) に対し、様々な支援を行う旨のMOUを締結。


ちなみに上記Cchubの支援企業(パートナー)は下記の通りで、米国、北欧、アフリカ等多国籍の非営利財団やIT企業が名を連ねる。そこに今回サムスンが加わった。日本のIT企業は?












詳細は週間アフリカビジネス第93号(有料)参照。

DHBRオンライン新連載第1回 「包括的(BOP)ビジネスとは何か特別なもの?」

DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー・オンライン

【新連載】第1回:包括的(BOP)ビジネスとは何か特別なもの?

がスタートしました。戦略理論の視点から、企業が包括的ビジネスに参画するか否かの判断基準を多元的に議論するコラムです。

http://diamond.jp/articles/-/21237